お金とは

お金について考えてみたことを残します。

1つは、エンデの遺言で知ったお金についての事実として、

  1. 等価交換のしくみを作ってしまったこと
  2. 利息と言う概念がついていること

この2つは、大いに問題があるのです。

1つめの等価交換と言うしくみは、自然界に存在しないしくみである。具体的に言うと農作物、建物、人間など人間が作ったものは、全て遅かれ早かれ無くなり(壊れ)ます。唯一、絶対のものに近い存在がお金なんです。これって、神様しか持ってはいけないものを持ってしまったと私は考えます。

2つめに利息のしくみは、富を1つに集めるしくみだと考えます。具体的に言うと100円借りて、年利10%だったら、1年後に110円になるわけです。これって、お金がお金を生む仕組みでは、問題はなさそうに思いますが、その原資がお金である以上、行き詰まります。実際に行き詰っています。

この矛盾と言うか、皆が考えてこなかったことを研究していくのが、価値リング研究会と考えています。